くるるブログ_管理職の試行錯誤

ミッション:前向き人間の創出!私生活も仕事もどちらも人生。全部楽しめたら素敵じゃないですか?

ASAP

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ASAPって知ってますか?

これは‟As soon As Possible”の略で、

「できるだけ早く」という意味です。

今日はこの言葉に関連した話です。

 


メンバーにした質問

私は、職場のメンバーに

次の質問をしたことがあります。

「上司に『○○の仕事をやって下さい。』

と頼まれたら、あなたは何と返事をしますか?」

 

「はい、分かりました。」と答えたのであれば、

あなたはとても相手思いのやさしい方ですね。

 

でも、これが行き過ぎると、

あなた自身を苦しめる元になるかもしれません。

 

私なら、このように返答します。

「いつまでに仕上げればよろしいですか?」

それで、上司が「3日後までに」と答えた場合、

対応可能であれば、「はい、分かりました。」

対応が難しいのであれば、

(延長願)「あと1日延ばしてもらえませんか?」

(代替案)「今取り組んでいる○○を後回しにすれば、

期限に間に合います。○○を後回しにしてよいですか?」

というような調整を図ります。

 


ASAPへの対応

問題は上司に期限を尋ねたとき、

「できるだけ早く」と返ってきた場合です。

ここで、「はい、分かりました。」ではよくないです。

 

私なら、まずもう一度期限を尋ねます。

「できれば具体的な期限を切ってもらえませんか?」

ここで上司が具体的な期限を言ってくれたなら、

前項のようなやり取りをします。

 

それでも上司が「できるだけ早く」と言ってきたら、

その時は「はい、分かりました。」と返します。

 

ただ、具体的な期限のある仕事を終わらせた後、

この頼まれた仕事に取り掛かります。

私の中の「できるだけ早く」なので、

このような対応で十分と考えます。

ちょっと意地悪でしょうか?

いやそんなことはないと思います。

 

 

自分を守るために

期限が曖昧のまま

「はい、分かりました。」と答える方は、

相手の要望に応えたいと相手を考える

立派で、優しい方だと思います。

 

しかし冒頭でも話しましたが、

これが行き過ぎると、

あなた自身を苦しめるかもしれません。

 

でもなかなか期限を聞けずに、

すぐに「分かりました。」と言ってしまいますよね。

なので、この話を職場のメンバーに話した後は、

しばらくの間、彼らに仕事を依頼するときは、

「できるだけ早くやって下さい。」と

敢えて言っていました。

期限を尋ねる癖を付けてもらうために。


よかったら、あなたの職場の同僚や後輩に

同じような質問をしてみてください。

 

皆が期限を意識すれば、

個々のメリットだけでなく、

その組織はとてもチームワークの取れた

素晴らしいチームになるはずです。

 


日本の管理職が、「明るい未来」を作る!

前向き人間の創出!

今日はこのへんで。